これは木村幸蔵会津藩公事所小役人の戊辰戦争の記録です。
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同27日御所引き揚げ福永村へ一泊致し同所において機械残らず相納、同八日塩川村へ罷り出
升屋(庄屋)六郎冶方に謹慎罷り在り、家内の義は何れへ立ち退き罷り在り候やも相分からず案事罷り在り候ところ、10月6日頃、山三郷大舟沢村清蔵と申す者訪ね参り同人方に九月二十四日より世話に相成りおり候段申し越し、家内並びに姉家内共々一同無事立ち退き世話に相成り候段相分かり漸く安堵致し、それより金川村婦女子掛役場へ罷り出、印鑑等貰い受け家内の義塩川近村にもこれあり候に付上遠田村へ當貰、右印鑑肝煎湯浅裕右衛門方へ頼みそれより仲間相頼み同八日出起にて大舟沢村へ家内連れるため罷り越、三夜相泊同十一日同所出起、上遠田村へ連れ参り、同村新十朗と申す者方に世話相成り申し候、姉家内達も同村に世話に相成り候事に候
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