2012年2月28日火曜日

みそかやぎ(味噌貝焼き)

全国的な郷土料理なのか、当地方だけなのかは、良く分かりませんが、小生が子供の頃から良くたべている大間の鍋です。厳寒の北西風の吹雪の時に食べると、なぜか?特別美味しい。カーチャンも子供達も、隣も向かいも、向こう三軒両隣、この町で嫌いな人間はいないと思います。作り方は土鍋に水を入れ、昆布と鰹の削り節、出汁が出たら、昆布取りだす。次に鮑と鮑の胆、シイタケと豆腐、青菜もしくは大根菜っ葉、一煮立したら、味噌を入れて、とき卵を入れ、最後に火を止めてから、弁天島の寒のりを入れる。

平成24年斗南会津会新粉寒蕎麦会(しんこさむそばかい)

去る2月26日午後5時より、むつ市はねやホテルにおいて、斗南会津会恒例の新粉寒蕎麦会がありました。今年も142年前会津から斗南の地へ移住し,千辛万苦の日々を送った斗南藩士、嶋影家の子孫御夫妻の栽培したそば粉を使い、会津会有志の御協力の元、会員と其の趣旨に賛同する人々80名で盛り上がりました。今年は今まで無かった斗南藩の幟を斗南藩の藩庁にした、円通寺住職熊谷氏(斗南会津会顧問)の揮毫により立派に出来上がり、いやがうえにも会場の雰囲気が最高潮、更に歌謡下北哀史(ホームページ向陽處を御覧ください)に、安田社中、中村登茂礼、中村登代藤、両女史が振付をし、参席の全員がくぎずけ、になりました。

会員の美少女ウエートレス(元田名部おしまこ)。ボランティアで大活躍中

上、此の度、震災の福島に想いをよせ、先祖達の出生の地である、会津磐梯山の清水を使った斗南藩と言うお酒を販売することになりました。純米酒で味は最高、値段は最低、720ミリリッター
¥980円で販売中。チョイ辛。大間まぐろにピッタシです。
大間町第五十六新栄丸の釣り上げた、マグロの赤身と中トロ。200キロクラスの活〆鮪です。

2012年2月24日金曜日

大間町商工会館建設委員会

去る2月19日商工会館建設の為、原発の先進地である浜岡原発のマネーとの関わりがどの程度有ったか無かったか、市の補助金がどの程度だったのか、二階の天井が弓なりに下がり、駐車場もない、大間町商工会建設準備委員会の有志が、視察に行ってきました。合併になった御前崎市の商工会に、その建設の経緯を聞くため、雪の回廊をくぐり、七戸十和田駅より一路新幹線で掛川へ向かいました。本州最北端の町から静岡県最南端の町へ。ワイシャツの上に薄いセーター、その上にブレザーとコートでしたが、着いた途端、ブレザーとコートは無用のちょうぶつ、やがて商工会館の会議室に入ると暖房が入っておりました。全員参ったー、窓を全開、平常心に戻りました。

トランプで御開帳、いつものパターンです。
大間まぐろの数倍のカツオが展示されていました。おどろき!!

寒桜が咲いていました。雪が降るのは20年に一度位らしい、スノータイヤもいらない、本格的なストーブも必要ない、こんな素晴らしい環境の町に津波が来たら、哀しい。

2012年2月15日水曜日

斗南に伝わる会津の数え唄

この唄は斗南藩士の末裔で平成十七年九月現在青森市在住の福岡氏(当時85歳)が幼少の
頃、祖母や母から教わったものです。
1、ひとりきなはい
2、ふたりきなはんな
3、みっともない
4、およしなさい
5、いつきても
6、むづかしい
7、なにしにきなはった
8、やかましい
9、ここのまえを
10、となはんな

2012年2月6日月曜日

不許他見(秘書)その9

これは木村幸蔵(会津藩士公事所小役人)の戊辰戦争の記録です。今回不明の文字?は
推測です。
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但し観音寺村より小千谷表へ罷越候途中、与板城下を通り脇町泊まり、それより小千谷着、御陣屋へ帰陣致し候処、面々家内等も罷り在らず候に付き、村井、鈴木一同中川宅へ同居罷り在り候、鈴木運治義は観音寺村より木村隊へ付き添い罷り帰り候事。
1、四月二十四日、名倉殿水原表へ罷り越され候ニ付き、付き添い罷り越し候、同心林助、勝衛
  水原表郷宿、丹治門右衛門方へ壱宿翌二十五日昼後出起、新津宿へ廻りガラメキの火一覧 
  帰陣致し候事
1、其四月朔日(ついたち)水原表出張所へ小林恒五郎、交番の為、罷り越し候事、三十日積り
  同九日本?(やとい)乍相勤め、同所御勘定所小役人当座仮役仰せ付けられ同月二十五日、
  右当座  
  仮役御免に相成り五月朔日交代帰陣致すべく積りの処、管野右兵衛殿隊、与板方面へ出陣
  に相成り、御勘定所役人御付き添い出陣致し候にては手不足にて御用犇(はしり)と御差仕
  に相成り候由、庄司力之進義、御用之あり二十八日水原表へ罷り越し候処、翌二十九日
  力之進一同尚又御勘定所小役人仮役仰せ付けられ候ニ付き居残り本?(やとい)不?(やとい
  )罷り在り候ては本?(やとい)御用支に付き御達しの上五月五日より私のみ本?(やとい)
  相勤め乍仮役相勤め候様、仰せつけられ相勤め罷り在り候事。

2012年2月3日金曜日

斗南会津会新年会兼役員会

一月二十九日むつ市はねやホテルにおいて、役員会兼新年会がありました。会長以下17名の家老が参席、案件は2月26日予定の新粉寒そば会(しんこさむそばかい)の準備について、と新会員の承認確認の件、と、斗南藩の幟10枚作成の件でした。蕎麦会のそば粉は今年も斗南ヶ丘に142年前に居住した嶋影氏の子孫御夫妻の畑地で栽培されたものが、無償で提供されます。同じ同志の末裔として、会津に対する熱い気持ちがつたわり、感動の一夜になる事と思います。
今日のお酒も会津の栄川でした。