これは木村幸蔵(会津藩士、公事所小役人)の戊辰戦争の記録です。
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1、野村圓蔵殿公事奉行へ転役、10月二日若松登の事
1、石塚源五郎義与力大森貞治義、割り場浮人被仰付十月六日若松登の事
1、十月十日、樋口作左衛門、酒屋陣屋へ帰着
1、御陣屋造作の上十月二十一日町下宿より引き移る
1、役場の義同月二十五日引き移る
1、十一月四日名倉殿清介御附き添えにて御陣屋着。同日中川家内一同家内着
1、同月十三日十三日清介義郷割元改役人本役仰せ付けられ同日小役人本役仰せ付けられ候
1、十二月十三日御新領蒲原郡六郷村へ地所境界見聞のため、同心良蔵召し連れ出役致し候事
1、同月二一日、名倉殿、若松登り、同月二八日帰陣の事
1、辰年正月三日より五日迄井深宅右衛門殿隊御陣屋へ着に相なり、組頭池上武助、茂原半兵衛組の義、士中編製半々、都合八十一人、右隊長始め隊下残らず陣屋内明き長屋へ下宿設け致し候。越国表の義、追々切迫については御人数弾薬製作などについては、役場の義凡て右軍事へまかり候義、夜分に限らず精々尽力罷りあり候事。
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