下北哀史
作詞 安田近野
補昨 相馬詩彦
作曲 八洲秀章
この歌謡は創立14年の青森音楽奉仕団から、結成3周年を迎えたむつ音楽奉仕会にプレゼントされた作品で、昭和42年11月19日に開催された、むつ音楽奉仕会結成3周年記念チャリティーショウにおいて、作詞者、作曲者を迎えて発表された曲である。
1 涙こらえて 鍬とれば 下北哀し 火山灰
緑の山河 夢とおく すぎし戦争を ふりかえる
故郷の唄に 故郷の唄に 風も哭く
2 会津若松 鶴ヶ城 落城あわれ 白き旗
はかなきものと 知りながら 幼おん殿 いただきて
流れて空し 流れて空し 北の果て
3 何を語らむ 宇曽利湖の 煙にむせぶ 恐山
茨の道を 踏越えて 賽(さい)の河原に 石を積み
はるかに偲ぶ はるかに偲ぶ 白虎隊
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