2011年5月14日土曜日

斗南ヶ丘の墓地

妙見神社鳥居より、尻屋崎方面へ歩いて1分位の場所です。車道より4~5m登った所の、地区の墓地の一番手前にあります。ここは明治3年6月以降斗南藩士の墓地でした。廃藩置県後、野ざらし状態でしたが、この4~5mの段差の中程に人骨が露出していて、此の地区へ入植した地区の人達により、その後墓地として整備をした時、斗南藩士と家族の遺骨や生活用品等が発掘され、後に斗南会津会の有志達により追悼之碑が建立されています。左側に見える、奉齊霊神と彫られた墓石は
明治4年9月29日辛未(かのとひつじ)に亡くなった佐々木檉(テイ)齊のもので、更にその左に竹村俊秀祖母之墓があります。追悼之碑には、何方かが供えた御酒と御茶がありました。墓石の周囲は現在も近くに住む、斗南藩士の末裔、島影ご夫妻により、きれいに、整備されています。

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