出奔尋書
諸津便作家来 得屋村 七郎兵衛
志賀新右衛門家来 永田村 甚兵衛
右出奔之義ニ付先々相伝候様、浜路方面より申来別紙之通
舟津加藤三郎方へ申し遣、同人より浅泊?其の後迄申聞候様
申置候事。二本松藩此間東筋戦争而負之者横沢村来帰而下宿
弐而療治致居候処右之人別家来昨夜出奔致候由ニ而、万一流論
成者見当り候ハゝ所々申上候様浜路方面より申来候所、別而関門
之場所柄も有之候故ハ一際著敷相改候様ニ被致候此段為書記
申達候 以上
尚中地方へも其表より申遣候様此段共申達候 以上
八月四日
横沢便作家来 得屋村 七郎兵衛
志賀新右衛門家来 永田村 甚兵衛
十七回忌招魂祭追善詠歌
思ひきや ともに消ゆへき道芝の 露はかりなる手向せんとは
森 時枝子
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